世の中、「節電」、「節電」となんだか流行語大賞が「節電」になりそうな勢いだけど、
去年に震災から始まり、「節電ビジネス」も加熱して未だ続いているね。
本当に電力が足りてるかどうかは、とりあえず置いといて、
そもそも
「なんのために節電してるんだろう?」
ってことを「自分なりに」考えてみる。
電気の使用量が供給量を上回る→ブラックアウト(停電)になる→病院とか、電子機器のなんかを付けてる病人に人が死んじゃうかも知れない。後、お父さんが働いてる工場とかで電気がないと仕事が出来ないからお給料が下がってお小遣いが少なくなっちゃう!→なので、節電しなくっちゃ!
と、まあこんな感じなのかなあ?
日本人はマジメで「弱者のため」って言葉に弱いから
「そりゃ大変、どげんかせんといかん!」
と頑張っていろいろ考える。
扇風機買ったり、発電機買ったり、冷たいタオル買ったり、買ったり、買ったり・・・
なんか、ちょっと前に「インフルエンザ特需」に似てない?
マスクなんて「作りゃあ売れる」って、そんでもって、テレビで「パンデミック」のドラマとかやって恐怖心煽りまくりで、みんな山のようにマスク買い漁って、
あのマスクだって、ほとんどインフルエンザウィルスなんか通りまくりで、どちらかと言うと、「自分がかかって人に移しにくくする程度」のものなのに。
そんでもって山のように在庫抱えちゃったりして。
お客さんがお母さんが入っている老人ホームに面会に行ったら、利用者のお年寄りがみんなぐったりしていたそうだ。
お母さんもベッドでグッタリしてて
「大丈夫?」
と尋ねると
「あ・・暑い・・・」
確かに暑い。窓が閉めてあるので蒸し風呂状態。
事務所に行って
「なんでエアコン点けないんですか?」
と聞くと
「節電してるんです。」
と答えが返ってきたそうです。
結局、お母さんはあまりに調子が悪いので車で病院に連れて行ってそのまま1週間入院。
僕たちは、こういう人達に使って貰うために「節電」してたんじゃないんでしょうか?
お年寄り世代はマジメです。
国が「節電してくれ」と言われると我慢します。
自分たちよりもっと弱者のために我慢します。
昨年、節電して部屋でクーラーも点けず我慢して熱中症で亡くなったお年寄りもたくさんいました。
こういう施設がやってるのは「節電」ではなく、経費の「節約」なんじゃないでしょうか?
この秋から電気料金が上がるそうです。
当然、使えば使うほど、電気料金は上がっていきます。
その分、家系は圧迫されるので、生活も苦しくなります。
なので、いろんなところで「節約」が必要になります。
老人ホームにも入れず、少ない年金で暮らしてるお年寄りもたくさんいます。
当然、電気料金が上がると生活を圧迫されます。
そうなると「我慢」するしかなくなってしまいます。
巷では
「原発止めてもやってられんじゃねえか!つか電気足りてんじゃんか!」
という声があちこちで聞こえて来ます。
結局、僕たちが1年以上かけてやってきた「節電」は様々な「節電グッズ」やキャンペーンをしてる人達のエサだったんでしょうか?
東電さん、政治家の皆さん、
「もう、電気代なんて払わねえ!」
なんて言いません。
ちゃんと払います。
だから、せめて、お年寄りの施設や、お年寄りのいる世帯の電気代だけでも安くしてあげて貰えませんか?
僕たちはまだ、我慢出来るし、しっかり働けますから。
お願いします。