先日のエントリーの「
お母さんへ、お願い♡」を読んで、広島の親友の中尾がメールでコメントをくれた。(つか、コメント欄に書いてくれよ、お願いだから。)
「おまえの遺言、ちゃんと覚えとるよ。」
????・・・・
遺言???最初はなんのことやら、訳が分からなかった。
そして、親友の嫁の「広島の母」(昔からこの夫婦にはお世話になっていて、しょっちゅう泊めてもらい、挙げ句の果てに新婚の嫁にパンツまで洗って貰ってしまったので)が入れてくれたコメント(さすが嫁。ちゃんとコメント欄に書いてくれる)を読んで気がついた。
思い出した!
あなたが上京する時。。。
我が家に突然やってきた大量の☆☆本・・・
懐かしい(苦笑) 広島の母
僕が若かりし頃、ご多分にもれず、ベッドの下のセキュリティの甘い“隠し金庫”にため込んだであろう“エ○本”があって、広島から東京に上京するとき、引っ越し準備をしていて、当然捨てて行くであろうものなのだが、“お世話になった”恩義もあって、“捨てる”となるといささか惜しい気もするが、かと言って東京に送る荷物に入れてそいつらと新生活をスタートする気にもなれず、どうしたもんかと悩んだ挙げ句、
「閃いた!!!( ・o・)☆」
と使い古したトートバッグにそいつらを詰め込んで中尾の家に持参した。
「これ、もらってくれんかっ!」
「なんやそれ?」
「オレの大切にしとったものなんじゃ。おまえにもろうて欲しいんじゃ。」
「ええんか?そんなもん?」
「おう、おまえじゃけえ、ええんじゃ。」
トートバッグを手渡した。
中を確認する中尾。
「な・・・なんや?これ?」
「え?わしの人生のコレクションよ!」
ビックリしながらも、“ちょっと口元が緩んだ”のをオレは見逃さんかったぞ、中尾。
「東京にゃあ持って行けんけえ、もろうてくれや、中尾。」
と半ば強引に手渡す。
「おまえに託すけえ、煮るなり焼くなり捨てるなり、好きにしてくれえや。」
エ○本は煮ても焼いても食えないと思うけど。
そして、僕の記憶が確かなら、その時だろう、その勢いに載せて中尾に遺言を言ったんだ。
「中尾、もし、もし、オレが交通事故にあったり、不治の病で倒れて余命幾ばくもないとしたとき、みんな、病室にかけつけてくれると思うけど、おまえは、おまえだけは、来んといてくれ。いや、来て欲しいないわけじゃない、それより、して欲しいことがあるんじゃ。真っ先にオレの部屋に行って、エッチなビデオや本とかあったらそれを全部処分してくれ。あ、もちろん、欲しかったらおまえ、持ってってもええで。死んだ後、お袋や、彼女がオレの遺品整理しとったとき、そんなんでたら、一瞬で涙止まってしまうかもしれんけえのお。
頼むで、頼むで!中尾!」
と言った気がする。
やつも覚えていたらしい。
若いとは言え、我ながらくだらない事を言ったもんだ。
もう、さすがにエ○本は持ってない。エッチなビデオも無い。つか、ビデオデッキも無い。
オレも大人になったんだよ、中尾。
あの頃のオレじゃない。大人になったんだ。
だからと言って、あのときの遺言を未だに覚えていてくれてありがとう。さすが、親友。
せっかくだから、この場を借りて改めておまえにだけ頼める遺言を残すから、聞いてやって欲しい。
「オレが事故にあったり、不治の病に倒れたとき、おまえは病院に来なくていいから、オレのパソコンの“エッチな履歴とブックマーク”を削除してくれ!あ、パソコンは店と自宅と2台あるから。店はスーさんに開けて貰ってくれ、間違ってもミヨちゃんに頼んだりしないでね。」
以上!
ちなみにミヨちゃんは“遺言”を「いごん」と言い続けました。
【Hanaで太極拳】→
★★★
Hana太極拳教室
場所:ヘアー ハナ
毎週日曜日 朝9:00〜1時間くらい。
参加費:無料
持ってくるもの:動きやすい服装(着てきてもOK。)おやつは200円まで(バナナは含みません)