カラーのお勉強もいよいよ大詰め。
ここまでで、自分の色が何色か、みなさんわかりましたか?
もちろん3種類で分けられるなら血液型より大ざっぱになっちゃいます。
年齢、肌のお手入れ具合、健康状態でも肌の色は大きく変わりますから、必ずしも、「あんた何色よ!」とは言い切れません。
解らないときは迷わずHanaに来て下さいね。
一緒に考えましょう。
さて、今日はお待ちかね、(待ってない?)“似合う色”と“似合わない色”です。
自分の持ってる化粧品、ワードローブの色と比べてみてください。
鏡の前で合わせてみるとよ〜くわかりますから。
【似合う色】
B(ブルー系)の肌の人は彩度の高い色(色味がはっきりした色)が似合います。
あまり混色ではなく原色の方が顔色を良く見せてくれます。
赤、青、レモンイエロー、ミントグリーン、パープル
P(ピンク系)の肌の人は優しい淡い色(パステルカラー)が似合います。
春先をイメージする柔らかい色とかがオススメです。
ピンク、スカイブルー、ラベンダーカラー、グレー、アイボリーホワイト
G(マット系)の肌の人はアースカラー(自然界にある色)が似合います。
ナチュラルな秋色など、シャープで「出来る女」をイメージさせます。
グリーン、オレンジ、茶色、ベージュ、カーキ、オフホワイト
【似合わない色】
B(ブルー系)の肌の人は相対する糸(PとGの中間)の色は避けた方が無難でしょう。
イメージ的には自然な木々の生えた山の中にキレイなプラスチックで出来た看板があるような感じ。
それらが顔に写り込むと生気のない顔になってしまいます。
ベージュ、キャメル、山吹色、オリーブグリーン、朱色
P(ピンク系)の肌の人の相対する色はいわゆる「濃いめ」の色。
せっかくの優しいイメージがグッと老けて見えます。
更に引き締まる色だと顔が大きく見えてしまうことがあります。
特に髪の毛をブリーチとかしてしまうと、ただの傷んだ髪の色qwfになってしまいます。
モスグリーン、ショッキングピンク、ブルー、黒、栗色、オレンジ、
G(マット系)の肌の人は「可愛らしい色」が合いません。
特にパステルは洋服の子供っぽさが余計に自分の肌を老けさせます。
B系とは逆に洗練されたビルの中にポツンとある植木鉢のような感じです。
せっかくのナチュラルなイメージがかき消されてしまいます。
ビビットな色、パステルカラー、パープル、ピンク、スカイブルー、マゼンタ、
人はどうしても、「自分に無いもの」に憧れます。
「子供っぽい」ひとは「大人っぽさ」に憧れ、「年よりも上に見られる」人は「可愛らしさ」に憧れます。
たいがいの人が「似合わない色」を「好き」と言います。
それは自分に無いモノへの憧れなのかも知れません。
しかし、「ファッション」というのは「自分が好きな服を着る」とか「自分が好きなデザインにする」というのとはちょっと違います。
もちろん、自分のお金と時間を使うので「好きにして何が悪い!!」と思うでしょうが、それは「ジャージが好きだからジャージでお出かけ。」や「面倒くさいからボサボサの頭でいいや」と同じことなんですね。
「じゃあ、自分が好きな自分じゃだめなわけぇ〜〜?」
と言われそうですが、そうではありません。
ファッションは「人(他人)にどう見られたいか」というのがテーマになります。
みなさんが洋服を選ぶとき、最初は必ず手にとって見ます。見つけるときも棚の上だったり、吊してあったり、色のないマネキンが着てたりします。
ヘアスタイルも、ヘアカタログを見ると「自分じゃない人」のヘアスタイルを見て「あ、これいい!」と思ってオーダーしたりしますよね。
大切なのは「客観的に見る」ということです。
鏡を通して「もう一人の自分」として自分を見ることです。
その時、あまりにも近すぎてディテール(細部)や洋服や髪の毛だけ見てしまうと客観的に見たとは言えません。
少し離れて「トータル」で見てみましょう。
「服に着られてないですか?」
「ヘアデザインやメイクだけ浮いてないですか?」
洋服も、ヘアデザインも、メイクも“あなた自身を引き立てるアイテムの一部”です。
主役は“あなた自身”です。
あなた自信を“良く見せる”色やデザインを選びましょうね。
【自分の色の見分け方】
http://hairhana.exblog.jp/11603104/
【色の持つイメージ】
http://hairhana.exblog.jp/11614807/