未曾有の就職難で夜も眠れない学生さんも多いはず。
企業のセミナーなど、あっと言う間に店員オーバーになるため常にネットを見ていないといけない。
そのせいもあって大学生にiphoneが飛ぶように売れているらしい。
オレがどうしても欲しかったけど2年縛りの契約で買えなくて我慢してるというのに・・・
大切なのは本番の面接。
なるべくいい印象を与えなきゃね。
そこで多くの人が“黒髪”に戻す。
「ま、就職が決まったらまた明るくすればいいもんね〜〜♡」
なんて思ってたら大変なことになっちゃいますよ。
髪の毛の明るさは1から18まで“レベル”と呼ばれる段階で表す。
その中で日本人の黒髪は4〜5レベル。
ちょっと明るめに染めたら7〜8レベル。
それに対して黒染めだと「2〜3レベル」になってしまいます。
ヘアカラーの原理は以前にも話したように「髪の毛本来の色素を分解して同時に好きな色素を入れる」というもの。
ただ、カラー剤そのものの色素は当然分解できません。
なので3レベルの黒髪にした場合、通常のカラー剤では「明るく染める」ことができなくなります。
では、どうしても明るくしたいという人にはどうするかと言うと、「脱染」(ブリーチ)をします。
そして1度脱色したところに改めて入れたい色を入れます。
ブリーチ剤はカラーの色素を分解できるけど、当然強い薬なので髪の毛の負担もかなりのものになります。
当然髪の毛の色素も分解されているのでその後色素を入れたとしても色落ちは通常のからーよりも早く落ちます。
なによりも髪の毛に負担がかかるので手触りが悪くなったり髪の毛が切れたりします。
結論から言うと、あまり“黒染め”はあまりおすすめできません。
ちなみに少し髪の毛が伸びてカラーをやったとしても根本から新しく伸びた部分は明るくなっても途中から毛先までは黒いというまだらな染まり方になってしまいます。
なので、Hanaでは5〜6レベルのマット系のカラーをお勧めしています。
マット系のカラーは赤みを消してくれるので少し明るくても明るい感じがしません。
サンサンと照りつける太陽の下での面接だとわかるけど、室内の蛍光灯の下だとほぼ黒髪に見えます。
髪の毛が細い人は元々明るいので6レベルでもまったく違和感がありません。
ただ、「赤みを消す」と一言で言っても、人それぞれの髪の色は違うのでそこにアッシュやブルーを混ぜたりして微妙な調整が必要なので、単純に「マットで染めればいい」というわけではありません。
これから春が来て明るめの洋服を合わせる機会が増えてきます。
そんなときに「やっちゃった〜〜_ | ̄|○」とならないためにもまずは相談して下さいね。
あ〜まじめなこと書いちゃった。
おしまい